MovableType3.3でのStyleCathcerプラグインの使い方です。
StyleCatcherプラグインは、MovableTypeのテンプレートを簡単に変更できるプラグインです。
StyleCatcherプラグインの使用には初期設定が必要です。この設定をしないと、「StyleCatcherを利用するには、まずシステムレベルで設定を行う必要があります。」というエラーが出たりして使えない場合があります。
なお、この記事はMovable Type 3.3 マニュアル - StyleCatcherを参考にして書いています。
1.スタイル・テーマ保存用ディレクトリ(フォルダ)の作成
FTPソフトを用いて、スタイル・テーマ保存用ディレクトリを作成し、パーミッションを777にします。
保存用ディレクトリはデフォルトではhttp://www.xxxxx.jp/mt/mt-static/themes/
(StyleCatcherプラグインの設定表示から変更可能)となっていますので、mt-staticディレクトリの下にthemesディレクトリを作成するのが分かりやすいかと思います。
2.StyleCatcherプラグインの設定
「システム・メニュー」→「プラグイン」と移動し、StyleCatcherプラグインの「設定を表示」をクリックし、次のパラメーターを事前に設定した環境にあわせて入力します。
mt-staticディレクトリの下にthemesディレクトリを作成した場合は、ルートURLとルートパスはデフォルトのままでOKです。
・テーマのルートURL
スタイル・テーマ保存用のディレクトリのURLを入力します。
・テーマのルートパス
スタイル・テーマ保存用のディレクトリのパスを入力します。
・Style LibraryへのURL
スタイル・テーマを一元的に管理しているStyle LibraryサイトのURLを入力します。シックス・アパート社が管理しているサイトのURLは、http://www.sixapart.com/movabletype/styles/libraryです。
Style LibraryへのURLは、Six Apart公式サイト以外にも、MTテンプレート配布サイトの説明に書いてあると思いますので、そちらもご参照ください。
3.StyleCatcherを使ってテンプレートを変更する
「システム・メニュー」→「プラグイン」から、「StyleCatcher」の文字をクリックしてStyleCatcherプラグインを実行します。
「InternetServerError」のエラーが出る場合は、FTPソフトから、plugins/StyleCatcher/stylecatcher.cgiのパーミッションを変更してください。(エックスサーバーの場合は755に変更)
StyleCatcherプラグインを起動したら、まず「スタイル検索」のボタンを押して、テンプレートを取り込みます。
あとは好きなテンプレートを選んで、適用対象のブログを選択して「このデザインを選択」をクリックするだけです。「詳細表示」から、テンプレートの全体像を見ながら選ぶこともできます。